1979-03-02 第87回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第4号
そこで、ちょっと伺っておきたいんだけれども、さっき委員部の方に伺ったら、同僚議員の方がちらっと御質問されたようですが、カナダの原子炉、CANDU炉ですね、中村先生もちょっと言われたが、あれを一体原子力委員会の方でどこまで議論が煮詰まっており、何が最大の問題点として整理され、したがって断固導入反対というふうな論調なのか、傾向なのか、それをまず伺いたい。
そこで、ちょっと伺っておきたいんだけれども、さっき委員部の方に伺ったら、同僚議員の方がちらっと御質問されたようですが、カナダの原子炉、CANDU炉ですね、中村先生もちょっと言われたが、あれを一体原子力委員会の方でどこまで議論が煮詰まっており、何が最大の問題点として整理され、したがって断固導入反対というふうな論調なのか、傾向なのか、それをまず伺いたい。
したがって、こういった問題について、一体、原子力委員会の言う技術水準の向上を図ることというのは、具体的には何をすることだというふうに開発事業団としてはお考えになっているのか。先ほどお述べになりましたように、ただ単に経験豊かな専門家に就任していただいて、技術陣を刷新したことがそれに該当するという趣旨なのか。
一体原子力委員会の公式な意見と受け取るべき性質のものなのかどうなのか、そこをはっきりしていただきたい。
これについては一体原子力委員会で四月二十七日どういう審議がされたか、また安全専門審査会にどういう報告がなされて、どう論議がされたか、その詳細をあとで私のほうへ提出していただきたい。それを拝見して、また論議をしたいと思います。できますか。
内田先生はこういうことを言われております、いまの原子炉安全審査委員はそういう総合的判断はできない、原子力委員がやるんだと言うけれども、一体、原子力委員会にそういう事務局体制がありますかと言ったら、ありませんと言う。いま大型の百万キロワット以上の原子力発電所の安全審査をするにはまことに至らない体制だ、こう言うのです。
そういうことが何も判断されずに、うのみにされたという、そういう点、一体原子力委員会のあり方はどうなのか。国会答弁によれば、そういうことについて十分高いところからいろいろな判断をするべきなんじゃないですか。国会答弁の責任において、大臣、一体これ、どう処理されますか。原子力委員会はこれをうのみにされて、あとで変わったと、それでけっこうだと、こういう結論でいいんですか。
これは一体原子力委員会としてどうなんでしょうか。
○井上委員 先ほど中曽根さんの発言で一つ重要なことが言われましたので、一体原子力委員会は御存じかどうかちょっとお伺いしたいのであります。といいますのは、先ほどアメリカはユーラトムとジョイントベンチャーを結ぶか、あるいは技術提携を進める話が、ユーラトムとアメリカとの間においてひそかに進んでおるという御発言がありましたが、これは日本の原子力委員会としてはそのことを御存じでございますか。
それでは、書類審査がないから、何もしなくていいかということになりますと、今度は、国民から、一体、原子力委員会はこの原子力軍艦の安全性について何にも知らぬのか、何にも言えないか、こう言われたときに、われわれとしては何にも言えませんというわけにはまいりません。できるだけの、安全性について確かめ得られるだけのことはしなければいかぬじゃないか、こう思うのです。
そういう意味で、電力中央研究所なるものが、エンリコ・フェルミ炉について技術者を派遣するとか派遣しないとかいうこの国際協力というものは、一体原子力委員会が御承認になったものなのですか、あるいは事前にそういう打ち合わせもあり、御承認になったものかどうか。
以上申し上げたような次第であった場合には、一体原子力委員会の安全性を確認するという八月二十四日の決定というものは、はたして法律的に、たとえ所掌業務であり、あるいは放射性降下物の障害対策というふうなことから演繹してその仕事があろうとしましても、妥当であったでしょうか。その点について先生方の御意見をお聞かせいただきたい。
○加瀬完君 それならば、なぜ一体原子力委員会なり政府なりは、六九号を適用するという確かなものをアメリカから得なかったのですか。六九号を反映するということは、若干いまの条件より日本の条件に近づけるということにすぎなくて、日本の条件のとおりにするということにはならない、口上書の説明をそのままにとれば。しかし、この問題は、兼重先生は後に残られるでしょうから、もう少し詳しく後で伺います。
なぜ一体原子力委員会の立場でも、そのことを政府に出すと同時に、世の中に公表をして、科学者の意見も聞いて、その上の論争もいたすべきものはいたして、服すべきものは服して、その上でというふうに事を運ばなかったのかというところに、閣僚である愛知さんが委員長をやっておられるという立場もあるいはあったのかもしれぬけれども、その辺のところが、私は科学性を持ち、かつ三原則を踏まえておられる原子力委員会の立場としては
この理事者の裁量権に制約があるということが紛争の根本的原因だということに対して、この紛争を解決するために、一体原子力委員会というものはどのような態度をとられてきたのか、どういうふうに協力をされてきたのか。逆に言いますと、いわゆる裁量権の制約というものを取り除いてやれば労使紛争はなかったらしいのです。
もう一つは、ウォームアップの場合に、アメリカの艦船局の排出する水のいわば放射能の基準の大体三万倍近い濃い放射能濃度の水を潜水艦の場合は排出することになっておりますが、一体原子力委員会はこの問題にどういう対処をせられるのか、御方針を承りたいということ。
もう一つは、海洋汚染というものが、専門の学者からこの程度に心配をされておるのに対して、一体原子力委員会なり外務省としては安全性についてどの程度に安全であると言われるのか、安全だと言われるならば、それについての具体的な数字をあげて、われわれ外務委員会なり科学技術委員会にもぜひ資料として提出を願いたい。このことを委員長にお願いをして、私の質問はこれでやめたいと思います。
そうすると、一体原子力委員会としてはその点をどう考えているか。佐世保や横須賀は、私も、現地の事情は、一つは行って見たし、一つは住んでいる人から聞いてみたが、現在のところまん中にある。しかも、低人口地域の者は二十四時間以内に全部疎開しなければならぬということも停泊基準の中にある。サバンナ号のような平和利用の貨客船でさえもそういう厳密な停泊基準だ。
この点については、一体原子力委員会としてどうお考えになっておりますか。
ただ、私ここで御質問申し上げたいのは、この八百五十万円という金属ウランは、一体原子力委員会で承認を与えて、この値段をもって国産のウラン鉱を原料として金属ウランをつくる、いわゆる公示価格として何年間かこの値段をもっていこうというお考え方ですか。どうです。
しかし、ほんとうに岡さんの議論を聞いても、齋藤さんの議論を聞いても、一体原子力委員会なるものが寝ているのじゃないかと、簡単に言えば非常に憤激に満ちたお話もあったわけです。私たちも単に燃料問題を現在取り上げましてもそういう印象を深くするわけでございますので、ぜひそういう汚名を受けないように、これは政務次官からも委員長からも、もっと指導性を発揮なさるように一つお話しを願いたい。
二つともそういうパテントの技術が出てきて、技術的に成功しているが、経済性はどうかという段階になってきているときに、一体原子力委員会はこれをどう取り扱うかと言っても、まだやる気がないというから、それはおかしいと言っているのです。しかも、統一見解においてはよい技術を採用すると言っておきながら、二つ技術が出てきたときにこれを一体どう判定するのか。
これは中間報告を拝見しますと、一番手おくれのような状態にございますが、一体原子力委員会としては従業員の放射能災害補償を特別に立法される気持なのかどうか、そこをまずお伺いいたしたい。